(
・・・ 続き です )
● 建具の調整
住いのお手入れで忘れてならないのが、建具の調整です。
アルミサッシや木製の建具も含めて、使っていくうちに微調整が必要
となります。
枠や梁柱、建具自体の反り狂いなどによって、建てつけが悪くなって不
具合が出ます。
この場合、削ったりしなくても調整で何とかなったりする事が多くあります。
調整にはすごい技術の必要な作業もありますが、今回の作業としては
簡単な微調整を行いました。
ですが、実はこれだけでも住まうにあたって結構十分なメンテナンスだっ
たりするのです。
図解で構造のご説明をして、
実際に作業スタートです。
開戸は難しいので、簡単な引戸(吊引戸)の調整です。
この建具は、戸車のついた金物で上部レール(鴨居)から吊っている引戸です。
建てつけをこの金物で調整します。
ポイントは、一ヶ所だけで大きく調整しない事です。 二ヶ所で吊っているので
あれば、二ヶ所で微調整です。 片方を上げたいのであれば、もう一方を少し
下げてみたりするという意味です。
皆さん、結構簡単に出来ていました。
錠がある場合は、やや難しくなるのでこの限りではありません。
アルミサッシも同様です。
戸車を調整して建てつけを直します。
この場合、クレセントも調整してやる必要があります。
こちらも皆さん順調にこなしておられました。
子供たちは、皆んな仲良しさんになって暴れまわっていました。
( 長くなるので
その③ に続きます )