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住い教室  「木造ドミノ住宅 半田雅俊講演会」 のお知らせ

相羽建設のイベント、住い教室 「 木造ドミノ住宅 半田雅俊講演会 」 のお知らせ
です。

 ・ 日時 / 2月15日(日) 10:00 ~ 12:00
 ・ 会場 / 相羽建設 3階会議室
        東村山市 本町 2丁目 22-11
 ・ 備考 / 参加費用は無料です。
        事前にお申込が必要です。


  ● 半田 雅俊 先生 ●
住い教室  「木造ドミノ住宅 半田雅俊講演会」 のお知らせ_b0096552_132040.jpg1950年     群馬県に生まれる
1973年      工学院大学工学部建築学科卒業
1973年~1981年 遠藤楽建築創作所勤務
1981年~1983年 フランク・ロイド・ライトの設計組織タリアセン留学         
1983年     半田雅俊設計事務所設立
一級建築士登録 第109794号
一級建築士事務所登録 東京都知事登録37248号
社団法人 日本建築学会 会員
NPO法人 家づくりの会 会員
群馬県 森林審議委員
工学院大学工学部建築学科 非常勤講師

木造ドミノ住宅は、野沢正光建築工房半田雅俊設計事務所、そして私たち相羽
建設3者のコラボレーションにより生み出されました。
永く快適に暮らせる住い、住み続けたいと思い続けられる住い造り、そして良質で
安価な住宅として、2006年1月に東京都小平市に木造ドミノ住宅第1号モデルハ
ウスがオープンしました。
木造ドミノとはドミノ倒しのドミノではなく、建物を構造(スケルトン)とその他設備類
(インフィル)とに分けて考え、スケルトンは丈夫で長持ち、安心を追及し、インフィル
は利便性やメンテナンス性を重視した考えのスケルトンインフィルの建物で、約100
年前のヨーロッパの建築家ル・コルヴィジェの提唱したドムイノ住宅から来ています。
永く住まうには、家族構成の変化や生活スタイルの変化に柔軟に対応出来なけれ
ばなりません。大改造が必要になれば中々対応は難しく、結局住みづらい家となっ
てしまい、住み続けたいとは思えなくなってしまうのが実情だと思います。
木造ドミノ住宅は、耐震性や温熱環境の性能を持った丈夫な箱を造り、内部に関し
ては間取りや設備を固定せず、そこに住まう方の生活に合わせて都度計画していく
という考えのシステムです。
この第1号モデルハウスの計画にあたり、相羽建設の現場監督や大工さんを始め
とする各職方さんに参加してもらっての会議を繰り返しました。
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本来良質な住宅造りには自負するものがあるのですが、徹底したコストダウンを
目指して、どうすれば質を落とさずにコストを下げれるかそれぞれの立場の意見を
聴きながらの協議を重ねました。
性能評価制度による質の維持は決まっています。職方さんの手間を下げればいい
仕事は出来ません。
考え出した答えは、徹底した効率化でした。
住宅建築は、十数社に及ぶ職方さんの分業で進んでいきます。工程一つで手間の
かかり方、コストのかかり方は格段に変わってきます。
これが現場監督の腕の見せ所にもなるわけですが、この現場管理を徹底的に効率
化させ無駄を省く事によって、単なるロープライスではない、本当の意味でのローコ
スト住宅を目指しました。
これが中々大変で、大工の工程を簡易化すれば電気屋の工事の手間がかかると
いった具合で、とにかく建築工事とは絡みのあるもので何かを立てれば逆の何かが
立たないモノなのでした。
設計者の思惑や現場の意見、営業としての考えもあって、それぞれもぶつかり合い
ました。
試行錯誤を繰り返し、完成したのが第1号モデルハウスでした。
その後も仕様会議を続け、より成熟したシステムとして進化を続けました。
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その取組みにより、
・ 2007年度グッドデザイン賞 受賞
・ 2007年度エコビルド大賞  受賞
・ 2007年地域住宅計画賞   受賞
・ 東京都のプロジェクト70年定期借地分譲 実証実験住宅 参加
・ むさしのiタウン販売平均倍率11倍(最高39倍)
を経てきました。

また、東京の山に対する取組みとして構造材に多摩産材を使用、その普及に努め
地場産業の活性化にも取組んでいます。
東京の山を見学して現状を知って頂いたり、製材所の社会科見学も行っています。
現在のソーラータウン青葉のモデルハウスの建設に当たっては、この多摩産材使用
と広報していく取組みに対して、東京都より補助金として800万円を頂き、多摩産材
の普及により努めていっております。
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そしてこの度、国土交通省の超長期住宅先導的モデル事業(200年住宅)の採択
を受ける事になりました。
これにより、より安心して暮らせる建物となるのと、工事費に対して最大で200万円
の補助金を受ける事が出来ます。
この200年住宅については、申請の期限が迫っています。
決してあわてる事は良くありませんが、200年住宅でご検討されている方はこの機
会に計画する事で資金計画的なメリットを受ける事が出来ますので、お得な情報と
してご検討される事をお勧め致します。
住宅ローン減税でも一般の住宅と比べ、優遇措置も大きくなっています。
今後、火災保険や固定資産税等の軽減措置も予定されているそうです。
相羽建設では、建てるだけでなく住まう事に重きを置いています。
住まい方教室として、体験型住い教室プチレッスンを定期的に開催しています。
200年住宅の採択にあたって、この取組みが評価されたとの事ですが、報告書等
の正式な文書に「プチレッスン」の文字が記載されているのを見るにつけ、企画時に
ノリで名づけてしまったこの名称を若干気恥ずかしく感じています。
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2008年3月には木造ドミノ研究会が発足し、全国の工務店の皆さんが加盟され
日本の各地でその地場産材を用い、地域の気候風土に合わせた訛った地場ドミノ
住宅を建築しています。
また定期的に全体会議を行い、情報の共有、問題点の改善に努めています。
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永く快適に暮らしていく、暮らしていたいと思い続けられる住い、木造ドミノについて、
開発者の一人、建築家の半田雅俊先生にお話をして頂きます。
ご興味のある方は、是非ともこの機会にご参加下さい。
シリーズとして、「200年ダンボールドミノ住宅を実際に造ろう(仮)」を企画しています。
こちらも合わせて参加してみて下さい。楽しみながら学べる事が出来ます。
皆さんのご参加を心よりお待ちしております。
by itibanhoshi | 2009-01-28 21:55 | モデルハウス陽とり旅(豊)


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