(
・・・ 続き です )
● 無垢材の塗装とその養生
相羽建設では、木の現しの仕上げや無垢材をよく使用します。
永く住まうためには、負担にならない程度のお手入れを上手にしながら、愛着を持っ
て付き合って行く事が大切です。
( 自然素材、新建材に限らず、メンテナンスは必要です。)
特に外部や水周りに木を使用する場合は、適材を適した場所に使用する事は勿論、
メンテナンスがしやすく簡単なお手入れを続けられれば、その材の耐久性は格段に
変わってきます。
今回は、木造ドミノの仕様である浴室のさわら材仕上げのメンテナンスとして、撥水材
の塗布と、その段取りである養生にチャレンジしました。
換気と清潔にしてカビ菌を繁殖させない事が、心がけるポイントであるのですが、
今回は、お手入れのお話しなので定期的な塗装についてご説明させて頂きました。
職人の世界では、仕事とは段取り7分とも言われるように、取り掛かる前の準備
いかんによってその仕事の出来は違ってきます。
ここでは、塗装するためのマスキング養生を、実際にトライして頂きました。
また、浴室は裸で過ごすデリケートな場所ですので、塗料を選ぶのも慎重です。
塗料についての説明もさせて頂きました。
実物のさわら縁故板の端材をご用意致しまして、実際に塗装して頂きました。
軽微なカビへの対応についても
ご説明いたしました。
← 雨の降る中、駐車スペース
にテントを張り、アウトドアで
の実演です。
この仕様の浴室は、湯を張ると木の香りが漂い、温泉に入っているような気分にひたれます。
一日の疲れを取るバスタイムは、気持ちよくリラックスして入浴出来ればと考えての
仕様です。
ちょっとお手入れをして頂いて、このお風呂と付き合っていって頂ければと思います。
(
その⑤ に続きます・・・ )