人気ブログランキング |

住い教室  「 木の話 」 ②

  (  ・ ・ ・ 続き です )

b0096552_1941867.jpg

 ←

 休
 憩
 時
 間
b0096552_19413938.jpgb0096552_19453154.jpg
b0096552_19433995.jpg 様々なデータや貴重な写真など
 山長商店さんが資料を展示して
 います。

 休憩時間中も皆さん熱心に、資料
 に見入ったり山長商店の方に個別
 で質問されていました。


 ← 休憩時間も終わり、住い教室
    再開です。


b0096552_032298.jpg



 良い材の条件とは、芯が木材の中心に真っ
 直ぐ通っている事が大切です。
 一見真っ直ぐに見える材でも芯が真っ直ぐ
 に通っていないと、後で曲がりやすくなります。
 また、年輪が均等に詰まっている事も強度
 上大切な事です。
b0096552_183171.jpgb0096552_191941.jpg
製材するに当たって、どんなに良い材でも挽き方が悪いと
組み上げられた時に、よい柱梁にはなりません。
木の癖を読んで、その癖を出さないように製材するのが技術なのです。
b0096552_22542323.jpgb0096552_23233996.jpg






  老舗のほんまもん

 山長商店さんと相羽建設とによる協
 議により、ある一定水準を指定して、
 基準を満たしている材を 「 老舗
 のほんまもん 」 と名付けました。
 品質にバラつきが出やすい無垢材で
 も安定した品質を確保しています。
 その材( 無垢材 )一本一本の持つ
 性能を表示刻印してあります。
 これによりJASの認定を受けています。
木材としての強さとは、大きく分けて2つの意味があります。
腐朽やシロアリなど害虫に対しての耐久性と、材自体の物理的な強度です。

まず、腐朽や害虫に対する強さは、木の芯に近い赤身の部位によります。

b0096552_1949124.jpgb0096552_19491258.jpg
b0096552_19502493.jpg
 ↑ 切り出した丸太を放置
 した実験。
 木の芯に近い赤身の部分
 は、外周部の白太に比べ、
 腐りやシロアリに対して耐
 久性がとても高い事がわ
 かります。

 ← ホワイトウッド集成材
「 老舗のほんまもん 」 では、柱に杉の芯持ち材( 50年生以上 )を使用しています。
ちなみに、シロアリへの耐久性に対する実験では、ホワイトウッドの集成材は
完全に食害にあっていました。( 接着剤の部分は無事です ? )

さらに乾燥がとても重要となります。
材の乾燥度合いは、含水率 ( SD ) で表されます。
「 老舗のほんまもん 」 では、木材を一本一本計測して、芯部分での含水率が
一定水準( 20%以下 )の材のみを選別して使用しています。
「 SD 20 」 と表示されます。
含水率が20%程度までなると、材としてその後の寸法変化や狂いが起こりに
くくなります。
乾燥は、蒸気式大型乾燥庫により行います。
b0096552_215171.jpg


材自体の物理的な強度は、ヤング係数で表されます。
ヤング係数とは、外力に抵抗する力の度合いで、撓みにくさ曲げ強度
を数値化したものです。
係数が大きいほど変形撓みが少なく強度が高い事を表します。
( E ) で表示されます。
「 老舗のほんまもん 」 では、建築基準法によるヤング係数50以上と
いう目安を上回る 「 70以上 」を基準としています。( E 70 )
b0096552_2324313.jpg

 グレーディングといって
 材の端面を打撃し、生じ
 る縦振動周波数の音を
 感知し、その測定結果か
 らヤング係数をもとめて
 います。
b0096552_19521096.jpg
b0096552_19523563.jpg ご来場頂きました皆様、誠に有難う
 ございました。
 また、ご協力下さいました山長商店
 さん及びモック株式会社さん、大変
 お疲れ様でございました。
 相羽建設スタッフ一同、心より感謝
 申し上げます。
by itibanhoshi | 2007-06-11 19:34 | ミズ プチレッスン


<< 新メンバー紹介 住い教室  「 木の話 」 ① >>