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2006年 07月 14日 ( 4 )

地盤について ②

 その① より続き

地震が頻発する昨今、皆さんが住い造りをする上で関心が高いのが、地盤保証や地震保険、耐震 免震などの工法についてだと思います。
今回は地盤についてのお話です。

( 地盤についての保証をする保証機関が指定する )調査会社が行った地盤調査の結果のデータを、保証会社が解析をした上で、その計画建物の基礎の仕様が指示されます。
その指示は、当然同じデータ結果でも、木造なのか、RC造なのか、S造なのか、混構造なのか、何層の構造物なのかによって、変わってきます。ベタ基礎であれば安心出来る地盤なのか、地盤改良が必要なのか、深基礎となるのか、解析結果を待つしかありません。
指示に従った工法で施工する事によって、地盤についての保証がなされます。

どの工法で、どんな素晴らしい建物を建築しても、地盤がそれを支えきれなければ、砂上の楼閣となってしまいます。
また、地面(地盤)は建築後にいじる事は、ほとんど出来ません。( 曳家や薬注など幾つか方法はありますが、施工的にも金額的にも一般住宅レベルでは成り立たない事が多いです )
やはり建築前にしっかりと確認しておく事が重要です。
当社では、基本的に地盤調査を全ての案件でお勧めさせて頂いておりますが、広く一般的な話では、建売住宅の購入時や建替えの計画時にはあまり深く気にしていない方もいらっしゃるようですが、ご入居後に気になり出してしまうケースもよく耳にします。

TVで欠陥住宅特集などを見ていると、よく一階床下の束( 土台を支える短い柱 )が地面から浮いてしまっている建物が出てきますが、あれなどは手抜き工事による欠陥住宅ではなく、地盤沈下の際たる例です。
浮かして施工するなど、施工するのが逆に大変で、通常はありえない事ですので、地盤が下ってしまったとみる方が自然です。
地盤が下ってしまった故に、様々な不具合( 土間や基礎が割れる、建具の不調、ビー玉が転がる・・ )が出てきて、結果として欠陥住宅となってしまう訳です。
※ コンクリートや湿式仕上げ部のヘアクラックや、無垢材の柱梁や床材、木製建具の反りや狂いとは違います。 ( これらについても後日ゆっくりお話しします )

また地盤の強度がそれ程悪くないとしても、均等になっていなくて、部位によって地盤が強かったり弱かったりする上にまたがって建築をしてしまうと、不同沈下といってこれも良くないパターンです。
盛土 切土が絡むと、このケースが心配となります。

皆さんが住い造りを始めるについて、いろいろ不安な事が多いと思いますが、それらを払拭するにもこういった段階に応じたプロセスを一つ一つこなして行く他ありません。
また煩わしいかも知れませんが、こういった大事なポイントを一つ一つふまえて進むことが、ご入居後の満足度や安心度につながります。

お建替えをされるケースでは、更にゆとりを持って、スケジュールや資金計画なども気を付けなければなりません。
注文建築でお建替えをされる場合は、通常 「 図面確定 → 金額確定 → 請負契約 → 仮住いお引越 → 既存建物解体工事 → 地盤調査 → 建築工事 着工 」と進む事が多いと思います。
が、ここで注意しなくてはいけないのが、地盤調査を行う時点では、工程スケジュールも工事金額も決まってしまっている訳で、この仮住いに引越しし、今まで住んでいたお住いが解体されてしまったタイミングで、想定していない地盤改良が必要となってしまっても、スケジュール的にも金額的にもまた気持ち的にも、対応しきれなくなってしまっては困りますので、最初からある程度は想定して何がしかの準備をしておく事も必要だと思います。

地面の中など、見えないものはわかりませんので、想定して進めていく他ありません。
( 私は以前の案件で、車がスクラップの状態で数台埋まっていた事がありますし、営業部の佐々木さんの案件では地下室が埋まっていた事がありました )
地下水の水位の高低や、井戸や浄化槽、室、地盤の耐力など何がどうなっているかは、見ただけではわかりませんので、とにかくあらゆる事を想定して、(そう簡単な事だとは思いませんが)スケジュールと金額と心のゆとりを持った計画にする事が重要です。
by itibanhoshi | 2006-07-14 22:28 | モデルハウス陽とり旅(豊)

日野市 O 様邸  地盤調査

日野市の O 様邸の地盤調査を行いました。

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空の見える立地条件の O 様邸の敷地です。
空気の澄んだ日は、この空の向こうに、富士山が望めます。


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今回の地盤調査は、機械作業で行いました。
機械が入らない敷地などでは、人力作業で行う時もあります。

スウェーデン サウンディング 方式という工法で行いました。
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b0096552_177484.jpg 先端にモリのついたロッドに、荷重( 100㎏ )を架けて、
 回転させながら地面に管入させます。

 長さ 0.75m のロッドを継ぎ足していき、
 支持層( 固い地盤の層 )が出るまで管入していきます。
 
 0.25m 管入するのに、何回転要したかで、
 地面の耐力を計算し、そのデータが計画建物
 を支えられるかどうかを調査します。


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        機械に設置完了                    調査中です。

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 地中で何か障害物に当ると、管入していかないので、打撃して逸ら(壊す)して進んでいきます。

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 支持層に達して、調査終了です。
 この計測作業を、建物の外周四隅と建物のほぼ中心の5点でとります。
 管入後、抜く作業は人力となります。

地盤については、住い造りのあらゆる作業の中でも、かなり重要なポイントです。
地盤の話については長くなるので、その② に続きます。


O 様、H 様、これからも宜しくお願い致します。b0096552_1794694.jpg

by itibanhoshi | 2006-07-14 21:30 | モデルハウス陽とり旅(豊)

メインストリート 開通

「 東京都 東村山市 本町地区 プロジェクト 」 の現地メインストリートが、ついに開通いたしました。

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造成工事が進んでゆきます。
by itibanhoshi | 2006-07-14 17:01 | 東村山プロジェクト

朝顔観察日記

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7月11日の日に、軒から垂らした麻ひもに結んでおいた朝顔のツルは、
行儀良く麻ひもに絡まって、20cmくらい伸びました。
朝顔の成長は速いですね。緑のカーテンになる日も近い。




よしずはまだ左半分しかつけていませんが、
床に当たる日射がこんなに違うと、効果の程がわかりますね。b0096552_1436454.jpg

by itibanhoshi | 2006-07-14 14:19 | モデルハウス陽より(伊藤)